第59回日本女子アマ選手権2017を分析してみた
第59回日本女子アマチュア選手権は安田祐香選手が通算14アンダーで逆転優勝しました。おめでとうございます。
安田選手おめでとう!
昨年から日本の女子アマチュア選手権としては唯一の4日間競技となりました。このデータは選手強化に役立つと思います。
4日間競技になったおかげで様々なデータがとれ、強化に役立ちます
早速、分析して気付いた点を見てみると。「上位20位のうち、9名が昨年も20位以内にいる。」という点です。ということは「日本女子アマチュアで20位以内入る選手は相応の実力を有している」という見方ができますね。
スタッツも分析してみます。
優勝した安田選手ですが4日間通算で17バーディーです。この数は全体で2番目のバーディー数です。バーディー数のトップは2位の佐渡山選手が18バーディー。しかし安田選手は4日間で二つのイーグルをとっています。これが勝負の明暗を分けたようです。
上位20名の平均スコアを昨年と比較すると
2016年 通算3.15アンダー(1日平均71.21)
2017年 通算4.20アンダー(1日平均70.95)
昨年より1日あたりの平均スコアは0.26ストローク、4日間で約1ストローク上昇していますね。
ところが上位20名の4日間のバーディー数の平均を昨年と比較すると
2016年 14.75バーディー(1日3.69バーディー)
2017年 12.65バーディー(1日3.16バーディー)
ですから、昨年よりバーディー数は減っているんです。イーグル数も上位20名が4日間で昨年より2コ少ないです。
実はボギーパーセンテージが
2016年 13.47%(1日あたり2.43ボギー)
2017年 11.04%(1日あたり1.99ボギー)
と著しく低下しています。さらにダブルボギー以上の数を上位5名で比較すると昨年は4日間でダブルボギー以上を叩かなかった選手は優勝した高橋彩華1名なのに対し、今年は誰もダブルボギー以上を叩いていないのです。
4日間のオーバースコア(ボギー以上のスコア)の平均は
2016年 12.30オーバー
2017年 8.95オーバー
この差が最も顕著ですね。昨年より3.35ストロークもオーバー数が減少しているんです。
そして「バーディー数が減りながら、平均スコアが上がる」ということは「選手のスコアメイク能力が昨年より上昇している」という見方ができます。今後もこの傾向に進むと思いますので、これに見合った強化方法を考える必要もあると思います。他にも見つかった傾向がいくつかありました。これも今後の強化の課題作りに役立ちそうです。
平木選手は4日間でわすが3ボギー!!
安田選手おめでとう!
昨年から日本の女子アマチュア選手権としては唯一の4日間競技となりました。このデータは選手強化に役立つと思います。
4日間競技になったおかげで様々なデータがとれ、強化に役立ちます
早速、分析して気付いた点を見てみると。「上位20位のうち、9名が昨年も20位以内にいる。」という点です。ということは「日本女子アマチュアで20位以内入る選手は相応の実力を有している」という見方ができますね。
スタッツも分析してみます。
優勝した安田選手ですが4日間通算で17バーディーです。この数は全体で2番目のバーディー数です。バーディー数のトップは2位の佐渡山選手が18バーディー。しかし安田選手は4日間で二つのイーグルをとっています。これが勝負の明暗を分けたようです。
上位20名の平均スコアを昨年と比較すると
2016年 通算3.15アンダー(1日平均71.21)
2017年 通算4.20アンダー(1日平均70.95)
昨年より1日あたりの平均スコアは0.26ストローク、4日間で約1ストローク上昇していますね。
ところが上位20名の4日間のバーディー数の平均を昨年と比較すると
2016年 14.75バーディー(1日3.69バーディー)
2017年 12.65バーディー(1日3.16バーディー)
ですから、昨年よりバーディー数は減っているんです。イーグル数も上位20名が4日間で昨年より2コ少ないです。
実はボギーパーセンテージが
2016年 13.47%(1日あたり2.43ボギー)
2017年 11.04%(1日あたり1.99ボギー)
と著しく低下しています。さらにダブルボギー以上の数を上位5名で比較すると昨年は4日間でダブルボギー以上を叩かなかった選手は優勝した高橋彩華1名なのに対し、今年は誰もダブルボギー以上を叩いていないのです。
4日間のオーバースコア(ボギー以上のスコア)の平均は
2016年 12.30オーバー
2017年 8.95オーバー
この差が最も顕著ですね。昨年より3.35ストロークもオーバー数が減少しているんです。
そして「バーディー数が減りながら、平均スコアが上がる」ということは「選手のスコアメイク能力が昨年より上昇している」という見方ができます。今後もこの傾向に進むと思いますので、これに見合った強化方法を考える必要もあると思います。他にも見つかった傾向がいくつかありました。これも今後の強化の課題作りに役立ちそうです。
平木選手は4日間でわすが3ボギー!!